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上皮内がんは、悪性は低いが、全身どの部位でも起こりうる

上皮内がんは、がん細胞が、表面にとどまっている症状のことです。がんではあるけれど、もっとも軽い症状である、という意味です。

がんの怖いところは、発生した部位をどんどん侵食し、やがて他の器官に転移していくことです。上皮内がんは、がん細胞が発生したけれど、まだ浸食を始めていない状態です。

"皮"という文字が入っていますが、皮膚のがん、というわけではありません。皮膚を含めて、全身どの部位でも、上皮内がんになる可能性があります。

上皮内がんは自然治癒することも

上皮内がんは、自然治癒することもあるそうです。トンデモ医学や民間療法ではなく、ちゃんとした医療機関で確認されています。

たとえば、子宮頸部の上皮内がんで、がん(悪性新生物)に進む前の段階(軽度異形成、中等度異形成と呼ばれる段階)では、約半数の患者が自然治癒するそうです(by 東邦大学医療センター大橋病院)。

とは言え、素人では、自分の症状がどの段階にあるのかわかりません。病院で診察・検査を受け、医師と相談して判断しましょう。

よくある上皮内がん

上皮内がんは、どの部位でも起こりえます。とは言え、上皮内がんと診断されやすい部位は、いくつかありようです。

上皮内がんの患者数が多いのは、以下の部位です。『がん診療連携拠点病院等院内がん登録全国集計(2014年)』をもとにピックアップしました。

上皮内がんは、自覚症状が無くて、がん検診で初めて気がつく、ということが多いようです。

ということは、がん検診を受ける人数の多い部位が、患者数も多くなりやすい、と言えそうです。

ちなみに、検診の受診者数が多いのは、胃、子宮頸、乳房、肺、大腸です(by 日本対がん協会)。

治療費は4万5千円~高額療養費限度額

上皮内がんの治療費は、当然ながら、がんになった部位によって異なります。

日帰りか、1泊の入院での手術が多い

たとえば、子宮頚部の上皮内がんであれば、日帰り手術でも可能なようです。とある病院のウェブサイトでは、概算の治療費として約45,000円(自己負担3割)となっていました。

この値段だと、平均的な収入以上の世帯であれば、高額療養費制度を使う必要はありません。

上皮内がんでの手術は、日帰りか、1泊の入院で終わることが多いようです。治療内容は費用によって異なりますが、高額療養制度の最低限の自己負担に収まりそうです。

ちなみに、高額療養費制度での、70歳未満の自己負担最低限は、下のとおりです。

標準報酬 自己負担額
標準報酬月額83万円以上 252,600円+α
標準報酬月額53万円以上 167,400円+α
標準報酬月額28万円以上 80,100円+α
標準報酬月額26万円以下 57,600円+α
低所得者 35,400円+α

所得の多い人はも高額療養費制度を使わず、3割負担にした方が、安くなる可能性が高いです。

保険での上皮内がんの取り扱いは、商品によって異なる

がん保険などの保険商品でがんに備える場合、注意したいのが、上皮内がんの取り扱いです。

上皮内がんは、完治を期待を出来るし、がんにしては安く治療できます。そのために、他のがんとは扱われ方が異なっています。

少し前までは、上皮内がんを保障の対象としないがん保険が主流でした。しかし、最近は、ほとんどのがん保険が、上皮内がんを保障対象に加えています。

それでも、がん保険によって、取り扱いに差があります。主ながん保険について、上皮内がんの取り扱いをまとめます(2019年1月現在)。

がん保険 上皮内がんの取り扱い
アフラック
『生きるためのがん保険Days1』
診断給付金(一時金)は、他のがんの10分の1
FWD富士生命
『新がんベスト・ゴールドα』
特約で付加できる。5〜30万円の範囲で指定。
オリックス生命
『Believe(ビリーブ)』
診断給付金(一時金)は、他のがんと同額
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命
『勇気のお守り』
診断給付金(一時金)は、他のがんと同額
チューリッヒ生命
『終身ガン治療保険プレミアム』
診断給付金(一時金)は、他のがんと同額
東京海上日動あんしん生命
『がん治療支援保険NEO』
診断給付金(一時金)は、他のがんと同額
三井住友海上あいおい生命
『&LIFE ガン保険スマート』
診断給付金(一時金)は、他のがんと同額
ソニー生命
『がん保険』
診断給付金(一時金)は、他のがんと同額

上表では、差が出やすい診断給付金(一時金)に絞って比較しています。その他の保障については、どの保険商品も上皮内がんを区別していません。

上皮内がんを区別しているがん保険は、上表の中では2つだけでした。他社より保障は薄くなりますが、その分保険料が安いなら、検討する価値はあります。

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