オリックス生命のがん保険を徹底分析
オリックス・グループは、1964年設立の金融サービスグループです。オリックス生命はそのグループ企業で、1991年から営業を始めました。

オリックス生命2つのがん保険を販売しています。「がん保険ビリーブ」と「がん保険ウィッシュ」です。この2つの商品を徹底分析します。
オリックス・グループは、1964年設立の金融サービスグループです。オリックス生命はそのグループ企業で、1991年から営業を始めました。
オリックス生命2つのがん保険を販売しています。「がん保険ビリーブ」と「がん保険ウィッシュ」です。この2つの商品を徹底分析します。
がん保険は、保障が一生続く商品が多いです。
ところが、保障内容をチェックすると、経年劣化のリスクがある商品が目につきます。
そういう商品は後悔させられるかもしれないので、気をつけてください。
経年劣化しやすいがん保険には、次のような特徴があります。
がんは日本人の死因No.1の病気だけに、医療技術の研究開発は活発です。そのため、個々の治療法に依存した保障は、将来劣化する危険があります。
現在主流の治療法が存続したとしても、内容(費用、期間、採用頻度など)は変化します。
また、新しいタイプの治療法が登場するかもしれません。
そうしたことを考慮すると、具体的な治療法に依存した保障にはリスクがあります。
がん保険は、役割が医療保険とカブります。そのため保険会社は、医療保険にはない機能をがん保険に盛り込んでいます。
中でも、最新の治療法をそのまま保障に反映させる、という安直な手段をとる保険会社が多いです。
言うまでもないと思いますが、加入時点の最新の医療は、保険を使うときの最新の医療ではないです。
最新の治療法をそのまま保障に反映させる、という考え方がまちがっています。
もっとも、そういうのをありがたがる加入者が多くいらっしゃるのかもしれません・・・
オリックス生命の2つのがん保険の保障内容と、それぞれの強み・弱みをチェックしました。
「がん保険ビリーブ」と「がん保険ウィッシュ」の保障内容を順に解説します。
ピンク色が、特定の治療法への依存度が高い、要注意な保障です。
ピンク色は特約だけなので、特約を付けなければ、経年劣化のリスクを抑えられます。
ただし、ライバル商品と比べてあきらかに手薄な点があります。
候補に加えるときは、ライバル商品より保障が薄いことをわかった上で、比較検討してください。
診断一時金の金額を大きくしておけば、通院費用をまかなえる可能性はあります。
しかし、その診断一時金も一回限りなので、たりるかどうかは、やってみないとわかりません・・・
ピンク色が、特定の治療法への依存度が高い保障ですが、この商品にはそのような保障はありません。
「がん保険ウィッシュ」は更新型です。更新のたびに、そのときの年齢にあわせて保険料が計算されるので、値上がりします。
例として、30歳女性が標準プラン(10年更新)に加入したときの、60歳までの保険料を更新型ではない(=終身型)ライバル商品と比較しました。比較したのは、SOMPOひまわり生命「勇気のお守り【がん診断給付型】」です。
更新型は、加入するときには(終身型に比べて)割安ですが、たいてい1〜2回更新すると終身型より高くなります。
ですから、長く続けるには向いていないです。
オリックス生命のがん保険は2つとも、経年劣化しにくいという点では優れています。
しかし、どちらもクセが強い商品です。そこを理解して加入しないと、後悔する恐れがあります。
商品の特徴をわかった上で加入するなら良い商品です。しかし、クセがあるので、どなたにでもお勧めできる保険ではないです。
候補に加えていただきたいがん保険の条件と商品名をご案内します。
経年劣化のリスクが低いのは、次の2タイプのがん保険です。
診断給付金は、がんの診断が確定したら、まとまった金額をもらうことができます。➊早いタイミングで給付金が出る、➋あらゆる費用に当てることができる、という2つのメリットがあります。
結果として、将来治療法が変化しても、それらをカバーすることが出来ます。
商品による差が出るのは、2回目以降に給付金を受け取るときです。どの商品でも、1回目より条件が厳しくなります。この点で優れた商品を選びたいです。
医療機関による治療は入院か通院(往診を含む)でおこなわれます。ということは、入院給付金と通院給付金を組み合わせれば、治療費用の大部分をカバーできることになります。
将来治療法が変化しても、それらをカバーすることが出来ます。
通院給付金の保障内容は、商品によってかなり差があります。詳しいことは、以下のページで解説しています。
がんの通院給付金については・・・
ほとんどのがん保険が診断給付金を提供していますが、とくに以下の商品をお勧めします。
SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」には2つのコースがあります。お勧めするのはがん診断給付型です。
診断給付金は年1回限度で受け取ることが出来ます。また、2回目以降が通院のみでももらえます(ただし治療による制限がある)。
また、非喫煙者保険料率があるのも魅力です。タバコを吸わない人は保険料が割安になります。
FWD生命「FWDがんベスト・ゴールド」も高性能な診断給付金が魅力です。
この商品も診断給付金を年1回限度で受け取ることが出来ます。また、2回目以降が通院のみでももらえます。
入院給付金と通院給付金を組み合わせてがんに備えるなら、お勧めできるのは三井住友海上あいおい生命「&LIFE ガン保険Sセレクト」です。
このがん保険には2つのコースがあります。「ガン入院給付型」を選んで「ガン治療通院給付特約」を付加するのが、お勧めです。
医療保険やがん保険は、商品による仕組みの違いがけっこうあります。
そのため、見積もり条件をそろえて保険料比較するのが難しくなります。保険の専門家のアドバイスをもらいながら比較したいです。
相談相手に求める条件は次の3つです。
保険を販売している業者はいろいろありますが、上の3条件を充たすのは、次の2つです。
保険ショップは、ご自宅や職場に近い店舗が便利です。
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