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50代の保険の入り方とお勧め商品

50代の方々が、がん対策のために医療保険やがん保険を検討されるときに、意識していただきたいことと、候補に加えてほしいお勧め商品をご案内しています。

50代が持っておきたい、がんに対する心づもり

下のグラフは、年代別のがんにかかる割合(人口1万人あたり)です。

85歳〜 80-84歳 75-79歳 70-74歳 65-69歳 60-64歳 55-59歳 50-54歳 45-49歳 40-44歳 35-39歳 30-34歳 25-29歳 20-24歳 0 500 1000 1500 2000

次のことが言えそうです。

40〜50代でがんにかかると、治療費に加えて、治療中の収入減少のことも心配しなければなりません。

【データ元】

がん保険に入ることの損得を見極める

がん保険や医療保険から出るお金は、自分が生きて使うお金です。そのため、保険以外の方法でお金を準備するのと、どちらがおトクかの見極めは大切です。

加入者の過半数は損をする!?

聖路加国際病院のウェブサイトによると、大腸がんの手術(腹腔鏡下S状結腸切除術)を受けたときの治療費は、高額療養費制度を使うと、約15,000~258,000円(年齢・収入によって異なります)です。

【参照情報】

仮に、年収1200万円の人(=高所得者)が、この手術を生涯に(ありえない回数ですが)10回受けるとします。そのときの自己負担分は・・・

2,580,000円

次に、アフラックのがん保険で保険料をシミュレーションしました。

50歳、60歳の男性が、標準プランで加入したときの、保険料を下表にまとめました。

加入年齢 月々の保険料 80歳まで累計
50歳 8,128円 2,926,080円
60歳 13,693円 3,286,320円

80歳(=男性の平均寿命)までの累計保険料は、かなり多めに見積もりした上の治療費を超えています。

保険に入ってトクをするのは・・・

がん保険に入って、金銭的にトクをするのは、がんにかかって、こじらせた人です。言い換えると、加入者の過半数は、金銭的に損をすることになります。

がんにならなかった人 がんになった人 こじらせた人

ですから、加入をお勧めするのは、次のような方々です。

保険選びでこだわりたい2つの条件

安心と効率を両立させる入り方

がんのための保険を選ぶときは、とくに次の2点に注目してください。

上の2点は、どちらも当たり前と思われるかもしれません。しかし、この2点を満たしていないがん保険のほうが多いです。

条件をみたす保障プラン

次の2つのプランなら、条件をクリアできます。

入院給付金+通院給付金

治療法が変化しようと、医療機関による治療は、入院か通院(往診を含む)でおこなわれます。よって、できの良い入院給付金と通院給付金を組み合わせたら、保障劣化しにくいです。

ただし、現状では、頼りになる通院給付金は、ごくごく限られます。そのため、通院給付金にこだわると、商品の選択肢が狭くなってしまいます。

がんの診断給付金(診断一時金)

医師によるがんの診断が確定したら、まとまった金額(50万円、100万円等)を受け取ることができる給付金です。

診断確定が支払条件なので、治療法に影響されません

最近は、年1回を限度に、複数回お金が出る商品が主流になっています。ですので、診断給付金だけでも、治療費全体をカバーしやすくなっています。

上のどちらのタイプを選ぶにしても、他の給付金を付加すると、保障の重複が生じます。

つまり、他の給付金が主契約(=必須の保障)に入っている商品はアウトです。

候補に加えてほしいお勧め商品

候補に加えていただきたいがん保険の条件と商品名をご案内します。

期待できる2タイプのがん保険

経年劣化のリスクが低いのは、次の2タイプのがん保険です。

診断給付金が優秀な商品

診断給付金は、がんの診断が確定したら、まとまった金額をもらうことができます。➊早いタイミングで給付金が出る、➋あらゆる費用に当てることができる、という2つのメリットがあります。

診断給付金 医療機関に支払う費用 その他 の費用

結果として、将来治療法が変化しても、それらをカバーすることが出来ます。

商品による差が出るのは、2回目以降に給付金を受け取るときです。どの商品でも、1回目より条件が厳しくなります。この点で優れた商品を選びたいです。

通院給付金が優秀な商品

医療機関による治療は入院か通院(往診を含む)でおこなわれます。ということは、入院給付金と通院給付金を組み合わせれば、治療費用の大部分をカバーできることになります。

将来治療法が変化しても、それらをカバーすることが出来ます。

入院給付金+通院給付金 医療機関に支払う費用 その他 の費用

通院給付金の保障内容は、商品によってかなり差があります。詳しいことは、以下のページで解説しています。

がんの通院給付金については・・・

診断給付金が優秀なお勧め商品

ほとんどのがん保険が診断給付金を提供していますが、とくに以下の商品をお勧めします。

SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」

SOMPOひまわり生命「勇気のお守り」には2つのコースがあります。お勧めするのはがん診断給付型です。

診断給付金は年1回限度で受け取ることが出来ます。また、2回目以降が通院のみでももらえます(ただし治療による制限がある)。

また、非喫煙者保険料率があるのも魅力です。タバコを吸わない人は保険料が割安になります。

FWD生命「FWDがんベスト・ゴールド」

FWD生命「FWDがんベスト・ゴールド」も高性能な診断給付金が魅力です。

この商品も診断給付金を年1回限度で受け取ることが出来ます。また、2回目以降が通院のみでももらえます。

通院給付金が優秀なお勧め商品

入院給付金と通院給付金を組み合わせてがんに備えるなら、お勧めできるのは三井住友海上あいおい生命「&LIFE ガン保険Sセレクト」です。

このがん保険には2つのコースがあります。「ガン入院給付型」を選んで「ガン治療通院給付特約」を付加するのが、お勧めです。

商品の比較にプロを活用

医療保険やがん保険は、商品による仕組みの違いがけっこうあります。

そのため、見積もり条件をそろえて保険料比較するのが難しくなります。保険の専門家のアドバイスをもらいながら比較したいです。

相談相手に求める条件は次の3つです。

保険を販売している業者はいろいろありますが、上の3条件を充たすのは、次の2つです。

保険ショップは、ご自宅や職場に近い店舗が便利です。

一方、保険専門のファイナンシャル・プランナーに相談するなら、無料の紹介サービスをお勧めします。

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