40代の保険の入り方とお勧め商品
40代の方々が、がん対策のために医療保険やがん保険を検討されるときに、意識していただきたいことと、候補に加えてほしいお勧め商品をご案内しています。
40代の方々が、がん対策のために医療保険やがん保険を検討されるときに、意識していただきたいことと、候補に加えてほしいお勧め商品をご案内しています。
下のグラフは、年代別のがんにかかる割合(人口1万人あたり)です。
次のことが言えそうです。
40〜50代でがんにかかると、治療費に加えて、治療中の収入減少のことも心配しなければなりません。
【データ元】
メリット |
|
---|---|
デメリット |
|
「メリット」も、ネガティブな表現になっています。加入するつもりがあるなら早くしたほうが良い、という意味です。
以下で補足説明します。
医療保険にせよ、がん保険にせよ、早く加入する方が、1回あたりの保険料も、生涯の保険料総額も安くなります。
アフラックのがん保険で保険料をシミュレーションしました。
40歳、50歳、60歳の男性が、同じ保障プランで加入したときの、保険料を下表にまとめました。なお、保険料総額は、就寝払込を選んだときの80歳(=平均寿命)までの累計です。
加入年齢 | 月々の保険料 | 保険料総額 |
---|---|---|
40歳 | 5,025円 | 2,412,000円 |
50歳 | 8,128円 | 2,926,080円 |
60歳 | 13,693円 | 3,286,320円 |
月々の保険料も、保険料総額も、遅くなるほどどんどん割高になります。
言うまでもないと思いますが、早く加入すると、保障を受けられる期間が長くなります。そういう意味でも、早く入るほうがお得です。
健康状態によっては、加入を断られたり、保険料が割増になります。
アフラックの医療保険で、健康体の保険料と、健康に不安がある人の保険料を比較しました。40歳、50歳、60歳の女性の、月々の保険料です。
加入年齢 | 通常の保険料 | 割増の保険料 |
---|---|---|
40歳 | 3,390円 | 7,111円 |
50歳 | 4,980円 | 8,161円 |
60歳 | 7,430円 | 10,081円 |
健康に不安があると、加入できるとしても、保険料はかなり高くなります。
いつかは加入するつもりなら、健康なうちに加入しましょう。
がんは年齢が高くなるほどかかりやすい病気です。40代で加入すると、実際に保険を使うのは30年後、40年後になる恐れがあります。
商品選択や保障プランの選択を誤ると、保障が時代遅れになって、期待を裏切られる恐れがあります。
次のことを意識しながら商品・保障プランを選んでください。
年月の経過とともに変化しやすいのは、治療法です。とくにがんは医療技術の進化が速いです。
医療保険やがん保険には、さまざまな給付金がありますが、リスクが高いのは「○○治療給付金」というような名称の給付金です。これを避けましょう。
数十年たっても劣化しにくいのは、以下の給付金です。
治療法が変化しようと、医療機関による治療は、入院か通院(往診を含む)でおこなわれます。よって、できの良い入院給付金と通院給付金を組み合わせたら、保障劣化しにくいです。
ただし、現状では、頼りになる通院給付金は、ごくごく限られます。そのため、通院給付金にこだわると、商品の選択肢が狭くなってしまいます。
医師によるがんの診断が確定したら、まとまった金額(50万円、100万円等)を受け取ることができる給付金です。
診断確定が支払条件なので、治療法に影響されません。
どんな保険でも、物価や治療費が変動して、保険金額が実態に合わなくなる恐れがあります。
こればかりは、避けられません・・・
入院給付金と通院給付金を組み合わせれば、医療機関によるがん治療の大部分をカバーできます。
ただし、安心できる通院給付金はかなり少ないです。
がんの通院給付金については・・・
このタイプでお勧めできるのは、次の商品です。
ガン治療通院給付特約を付加すると、通院費用が保障されます。
がんの治療をおこなわない通院(検査、経過観察、薬の処方、美容上の処置、合併症の治療のみを目的とした通院等)は、対象外になります。
診断給付金はほとんどのがん保険で提供されています。
そんな中から、ここでお勧めしたいのは、主契約が診断給付金(一時金)だけのがん保険です。
この商品には、がん治療給付型とがん診断給付型の2つのコースがあります。お勧めするのはがん診断給付型です。
診断給付金は、年に1回を限度に、回数無制限で出ます。一時金を50万円以上に設定すれば、診断給付金だけで治療費用の大半をまかなえます。
また、この商品は、非喫煙者の保険料が割り引かれます。
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